12年前の3月11日、東日本大震災により被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
当時、私は派遣美容師として仕事をしていました。
事務所に所属し、お仕事をいただき、色んなサロンに行ってました。
あの日の仕事、今でも覚えています。
縮毛矯正専門店のチェーン店でした。
縮毛矯正が色んなサロンでも導入され始めたり、低料金サロンが増えたり。
まさしく、オープンした低料金サロンでした。
仕事をいただいているとはいえ、システムと内容にビックリと、行けばいくほど嫌になってた。
ちょうど、はまけん師匠の講習会に参加して、休日に営業見学に行き始めた頃でしたから、ますますです。
考えはそれぞれ、どんな仕事を美容師として人としてしたいか。
どんな状況だったか、今思い出してもあってはならないことだと思います。
くせ毛美容師の私、くせ毛に悩む方々に対し雑な扱いが更に許せない感情が湧き上がってます。
あの頃、確かに私自身もまだまだ縮毛矯正の技術も知識も今みたいにない。
だからこそ、学び、目の前にいるお客様に対して、仕事に手を抜くことなく一生懸命やってきました。
魔法の薬剤はない、魔法の手は自分で作れ!
髪は減点法、傷んだ髪は治らない!
傷ませるのも綺麗を維持するのも美容師!
9年前に面がしでKAEDEを始めて、サロンオープンして7年半。
縮毛矯正専門店では決してないですが、KAEDEのお客様をずっと担当させていただいた技術。
私の脳みそと手にデータはあります。
はっきり言えるのは、今でも過信はしない、毎回変化するお客様の髪に向き合って最善を尽くすしかない。
どんなことも、人の手が作り上げることは技術が大事で、努力し考え磨いていくこと。
その差は確実につく。
先日、お客様からいただいた作品!
可愛くラッピングでチョコ付き!
レジンを習い、この方も、極めていくタイプで(笑)
お嬢さんと、KAEDEはグリーンだよね!ってことで、キラキラグリーンにして下さるお気持ちが嬉しい!
12年前は、今のKAEDEを想像もしていませんでした。
縮毛矯正という言葉から、業界として、ビビリ毛や、ダメージ毛、悲しい思いさせてしまっていた。
ここ最近、また新たな言葉を見かけます。
また逆戻りになり、悲しい思いをする方々が増えないことを願うばかりです。
3月11日、改めて今のメインになってる縮毛矯正繋がりに、何かの意味があるのかな…と感じ、心してお仕事させていただきます。