今回の帰省では、色んなことを改めて考えさせられました。
11日、悪天候の中トラブルありながらも判断とともに無事に辿り着き。
12日の朝早くから青空美容室!
今回一番考えさせられたこと。
14日の午後、兄が五島列島から長崎の病院へ、ドクターヘリ搬送された。
12日の夜、大会議室で医者3人、総務課2人を目の前に、ひとりで闘った。
話せば話すほど、問題点は多く、形だけのチーム、人として医者として最悪、怒りと悔しさで許されることではない。
病院側は認めた。
お客様の旦那様が外科医で、名古屋の病院へ転院は決まっていた。
13日の夜兄の体調悪く緊急で電話した。
移動手段の相談、明日連絡するとのこと。
14日かかってきた内容にこのままでは命なくなる、怒りも限界。
名古屋の先生に状況話して指示もらって下さいと伝えて、病院へ兄を連れて行った。
状態を診て医者は何も反論は出来なかった。
受け入れ先とヘリ手配ですぐに長崎の病院へ。
ヘリに乗った瞬間、ホッとしたと兄は思ったと。
内科医は薬剤が武器と言った内科医、だからこの結果なわけで。
データに基づいて、教科書通り、そこだけみて薬出す。
美容師も同じ。薬剤、処理剤、トリートメントに頼るから技術は伸びず、30年以上もそんなシステム化されたことが続いている。
もちろん、矯正、パーマ、カラー、施術するには薬剤必要。
ただ、それ以上に大事なことがあるということです。
完璧な人なんていない、誰だってミスする、わからないこともまだまだたくさんある。
でも、誠意もって向き合い、最善を考えていくことが大事だと思う。
まだご新規様を受け入れる余裕の枠がありません。
KAEDE式は、初回カウンセリングにカウンセリング料金をいただくことにしたのも、医療と同じだと考えているからです。
検査をできるわけではないけど、髪の状態、履歴を細かく聞き出し、その先も健康な髪を一緒に維持していく。
薬剤の知識だけではなく、次から次に出てくる商品としての新商品薬剤ではなく。
経験、技術の知識を美容師側も持っていなければ成立しない。
今回の件で、どの業界にも言えることかと思います。
だからこそ、同じことが起きないよう伝えていきたいものです!
大自然の素晴らしさ、美しさ!と共に危険もあります。
経験から生きていく知恵や力が備わっていく。
改めて、これからの自分の人生の時間をどう使っていくか考えながら名古屋へ。