1年半前から担当させていただいているお客様。
初回、ストデジご希望でしたが、無理無茶はしません。
いつかは…と髪の余力残しながら、
今回、念願のストデジでより可愛くの予定でした。
4ヶ月前に矯正して、毎月のカラーはご近所さんでリタッチのみ。
ところが…
2ヶ月前に退色しているので、
トーンは変わらないので色味だけ変えましょうと提案され、
うちのカラーは傷みませんと。。。
お客様方は薬剤に対して詳しいわけではありません。
傷みませんと言われたならば、お断りしましょう。
矯正毛がどんな状態かわかっているならば、
簡単にはおすすめしませんし、もしトーンダウンするとしたら、
私ならばノンアルカリカラーにします。
そして、矯正毛は色が入らないと思ってる美容師さんもいらっしゃるかもですね。
はまけん師匠の矯正は、柔らかく処理材で固く仕上げていないので、
普通に入ります。
案の定、仕上がってみたら予想以上に暗くなり、
大事な方とお会いする予定もおありで、どうしてもその色では…
ということで、それをまたトーンアップ。
それはそれは傷んで当然です。
矯正で髪の余力30%~40%削られ、
ましてや毎月のカラー、矯正毛へ二度のカラーで40%は削られ。
毎日のドライやコーミングなど残り20%の余力も削られています。
悪いと思ったのか、トリートメントサービスしてくれたりだったそうです。
が、傷んだ髪は治りません。
ご自分でシャンプーしてビックリ。
ゴワゴワだわ、重たいわ…
それから髪をおろせなかったのです。
結んでいたからまだおさまってるとのこと。
振り出しに戻りました。
とてもストデジをさせていただく状態ではなく…
濡れるとトロトロ…
前回の矯正の繋ぎ目ラインから切れそうでした。
最初はそんなダメージ毛の方が多く心臓に悪い日が多々ありました。
久しぶりのこの感じに、改めて美容師のあるべき仕事を考えさせられました。
傷ませるのも綺麗を維持するのも薬剤使う美容師。
そしてご本人様のホームケア。
決して縮毛矯正専門店ではないKAEDE。
その方の綺麗を維持してあげたい想いで仕事しています。
相変わらずドキドキのドライです(笑)。
今回の目標、切れずに矯正してあげること。
相変わらず、使うものもシンプルにはまけん矯正です。
ダメージ毛を何とかしようより、
顧客様がキレイな髪で、毎日が楽で、より素敵でいてほしいと思います。
そんな仕事が、私の美容師としての考えです。
☆ご予約について
御新規様のお問い合わせもいただきますが、
顧客様もご予約が取りづらい状況です。
顧客様の髪を責任もって施術させていただきたいので、
引き続き御新規様のご予約はお受けしておりません。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
お陰様で、来年2019年12月までのご予約が埋まりました。
沢山のお客様方のご来店、お気持ちに感謝です。
お受けした以上、体調管理してしっかり施術させていただきたいと思います。
2020年より、定休日、営業時間、料金の改定を考えています。
ご不便をお掛けするかとは思いますが、体は1つ。
良い仕事を維持するため、美容師を続けていくため、店を経営していくため。
ご予約は、ご来店の際か、メール、お電話にてお願い致します。