連休明け、朝から数件のお問い合わせやご予約のお電話。
やはり矯正の方が多い時期です。
それなら当たり前のシーズンなんですが、悲しいことに、
矯正失敗でビビリ毛になったりの修正のお電話なんです・・・
ご来店下さり、髪を見るたびに悲しくもなり、苛立ちも感じます。
でも、毎回思うのは、一番そう思うのはお客様ご本人さんなんだよな・・・って。
2週間前に矯正して、縮毛矯正失敗で検索し見つけて下さり、
遠くから高速に乗り来て下さいました。
まさしくビビリ毛で、
アイロンでのばしていたので、一度シャンプーさせていただき、
この毛先の感じわかりますか?ふにゃっと。
ドライして
ボッ!!!
前髪や表面のひどいところはご自分で切っていました。
仕上げでおかしいのは感じていらしたみたいで、
それでも、「キレイになにましたね!」
ってビビリをわかってて帰した美容師さん、あなたはプロ意識、根性ないんですか?
人としてどうなんでしょう。自分がお客様だったらどうですか?
「100パーセント成功もないかもしれません。でも、信頼して行っていた美容室なので
裏切られた感じで悔しく、悲しく・・・」
っておっしゃっていました。
いつものように、できる限りのことはさせていただきます!で、
ビビリ修正スタート!
熱でいってしまっている部分は難しいかもです・・・とお伝えし。
さー、ドライです。私は、一番気になっていた前髪からドライ始めました。
お客様は目を閉じていました。
どうですか?ってお聞きしたら、恐る恐る目を開け、
よかった~!って笑顔が見えました。
もっとひどくなってたらどうしよう・・・怖くて目が開けれませんでした。
って。そうですよね、ホント悲しいことですから。
どこの美容室でも、矯正のお客様が増える時期です。
悲しい思いをするお客様が増えないことを願います。
このお客様でもキレイに戻すのに3年かかるんですよ!
自信満々にお仕事するなら、それなりのお金頂くなら、
誠心誠意きちんとして欲しいですよね。
私なんて、こうみえて毎回髪を目の前に緊張真剣勝負ですよ。
なぜなら、怖さも知ってるし、少しのことで髪の状態が変わることもわかるので、
繊細に仕事したいと思います。