縮毛矯正の達人、浜地憲也さん(通称はまけん師匠)が試行錯誤の末に生み出した「やわらかい」「自然な丸みがある」縮毛矯正に、KAEDEで蓄積したノウハウを加え、さらに進化させた縮毛矯正です。
薬剤の力で伸ばすのではなく、美容師の技術力できれいに癖を伸ばし、スタイルを創るのがKAEDE式縮毛矯正。一言で技術といっても沢山の要素がありますが、ポイントとなる要素は次の5つです。
「くせを伸ばすこと」が目的ではなく、「スタイルを創る」ことが目的だと思っています。頭の形、はえぐせ、髪質、ボリュームを出す所、抑える所…複眼的に仕上がりをイメージして頭の中で展開図を描き、イメージ通りになるように逆算して施術の段取りを組みます。
KAEDEは、はまけん師匠考案の薬剤を使用しています。防腐剤や安定剤等の余分な成分を含まないシンプルさは仕上がりの軽さ、柔らかさに繋がります。パネル毎は勿論、同じパネルでも、左右、根本と中間以降で複数のレベルの薬剤を塗分け、浸透具合を指先で確認しながら調整します。
髪質や部位によって、薬剤やアイロンといった「道具」を使い分けるのは当たり前。道具に頼るのではなく、一束毎によく観察し、薬剤の揉み込み度合い、アイロンで挟むときの圧力や角度も微妙に変えていく判断の連続。これが「髪と向き合う」技術だと考えます。
KAEDE式縮毛矯正の極意は、はまけん師匠から受け継いだ「アル中アイロン」。ホイルの皺をイメージしてください。ぐっと引っ張ると、皺部分が破れてしまいますよね?アル中アイロンは、手首を小刻みに上下させ、ノーテンションで凸凹を均すアイロン技術です。
艶を出すには、人工的な皮膜でテカテカにするしかないと思っている美容師さんは多いのでは?KAEDEは夏と冬でドライの仕方を変えたり、加湿器で調整したりするほど、髪の水分量にこだわります。縮毛矯正の艶はずばり、熱を入れるときの水分量で決まるのです。